雲のむこう、約束の場所 [DVD]発売元: コミックス・ウェーブ
発売日: 2005-02-17
原著: 新海誠
脚本: 新海誠
出演者: 吉岡秀隆 / 萩原聖人 / 南里侑香 / 石塚運昇 / 井上和彦
監督: 新海誠
売り上げランキング: 3203
購入者の評価 (平均評価 : 5点中4.0点)
・映像として綺麗だということは大切なことだ
・どっちつかず
・視覚的には文句無し
・きっと忘れない。
・男性的ファンタジー
全てのカスタマーレビュー定価:
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¥ 1,660商品の説明 Amazon.co.jより
???自主制作のアニメーション『ほしのこえ』が大きな話題を呼び、一躍アニメ界の注目株となった新海誠が、満を持して発表した長編アニメーション第一作。日本が南北に分断されたもう一つの戦後の世界を舞台に、二人の少年の友情、そして“眠り続ける少女”との約束の顛末が描かれる。
???SF的世界観を背景としつつも、それを的確に提示すると言うよりは、その中で営まれる日常を思春期独特の感覚を通して表現することに軸足を置いた作風は、『ほしのこえ』の延長線上にあると言えるだろう。風景描写の美しさと、それを効果的に使って物語に空気感を持たせるやり方は文句なく巧み。少年と少女の約束の成就がそのまま“世界を救う”ことになる展開はいささか甘すぎるきらいもあるが、ある種のジュヴナイルと考えれば十分に納得がいく。全体を貫く清冽さに身を委ねたい1本だ。(安川正吾)
購入者の評価映像として綺麗だということは大切なことだ5点中3点
エヴァ以降、それほど珍しくない、今はもはや
懐かしさすら感じさせる所謂セカイ系と呼ばれるアニメ群のひとつ。
ただ、この作品で良かったのは、物語骨子部分のSFパートに織り込まれた
物語上の仕掛けが、展開を盛りたてるだけの魅力を持っていたこと。
終盤の多層世界が繋がってくシーンのアニメーションは、
何が何だか正直よくわからないながらも、単純に「映像として」美しいと
思います。新海誠氏の手がける空の青、夕焼けのオレンジは、時に
現実以上に綺麗と思わせる程の説得力を持って胸に訴えかけてくる。
それらは例え物語構造がヤワであれ、キャラが妙に女々しく
彼らが織り成すドラマ自体の強度の弱さから共感こそ出来ずとも
ただ綺麗だというだけで、どこか郷愁を誘い、ついつい作品世界に
感情移入してしまうだけのあざとさを有しているのです。
たまにはこういうアニメも、悪くない。
どっちつかず5点中1点
青春とSFが噛み合ってない。SF寄りで見ると話が進まずだらだらタルいし(北の的な独り語りもね!)、主人公3人の心情を見るならSF要素が邪魔というか世界を巻き込む必要性が感じられない。ツッコミどころも盛り沢山。ヒロインの走り方がキモかったり、素人が作った飛行機がぶっつけ本番でフツーに飛んだり、眠り続けていた人間がいきなりフツーに動けたり…そして長いこと引っ張った割りにラストは余りにもサッパリ。設定は面白いのにガッカリ。
視覚的には文句無し5点中4点
つい先日、とある友人がこのDVDを勧めてくれたので一緒に観た。当方はこの作品に関する予備知識は全くの皆無で、どんな物語でキャストは誰でどんな登場人物が出るのか全然知らなかった。
以下、本作について無知だった自分のレビュー。
再生して本編が始まっての一言、背景が凄い。少年誌で変にダラダラと連載している作品の劇場版アニメなど現在のアニメ作品の数倍はしっかりと描かれ、リアリティに溢れ、時たま見せる斬新なアングルは職人技を遺憾なく見せつけられてる気がした。
中盤まではとにかく静かで落ち着いた展開が繰り返され、人によってはあくびが出る危険性が無きにしも非ずだが、人間らしい生活感の匂いを感じられる。
シーンとシーンの間でいきなりブツッと画面が暗くなって次シーンへと移るのが気にはなったが、それ以外は並み以上の出来だと思った。全く予備知識の無い自分でもラストでは少なからず感動できた。
近年稀に見る良作。もっと評価されるべき作品。
きっと忘れない。5点中5点
『雲のむこう、約束の場所』
本当に感動した。
俺は今までの人生でいろんなことに感動してきた。中にはこれから生きていく人生の中で忘れてしまうこともあるだろう。
でも、俺は『雲のむこう、約束の場所』の感動をきっと忘れない。
男性的ファンタジー5点中2点
シュルレアリスムのような男性的ファンタジーとでもいいましょうか。
約束を守ることで眠れる少女の目を覚ますという設定は一見女性ウケもよさそう。
しかしサユリが理想化・美化されすぎているために女性はある種の嫌悪感を覚えます。
線路の上を両手を広げてバランスをとりながら歩かされたり、
ミニスカートで体育座りさせられたりしているのは「ない」。
そんなオンナノコいないよ、って言いたくなります。
この作品に限らず美少女キャラに共通することですが
このような描写は、男性から見て「女性らしい」女性、
つまり女性=男性によって客体化された性的対象としか映らないのです。
乱暴な言い方をすれば、このような妄想は不快でしかありません。
また、塔に向かうあたりからの展開も
男性的な美化・神話化のためにこじつけになっている気がします。
新海さんの独りよがりというか、なんと言うか。
背景は精緻で美しく文句のつけようがありません。
しかし女性を対象化してしまっているところが
この作品が国民的アニメになれない所以でしょう。
男性にとっては心地よい作品なんだろうとは思うのですが。
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